FNOコーラル鯖にひっそり生息中

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オープニング~CP1

エピソード1発顕。
CPオープニング~CP1


セリフとSSのみです。

(クエスト説明などは省略してあります)


ネタバレになりますのでご注意を。
1


2

3

4



オルランヌ公国 貴族専用修練場

5

ガルニエ
はあ。誰でも使える修練場ってわけではないんだが……今日は人がいないな。
ギャラリーひとりいやしない。
俺たちだけか?寂しすぎるぞ、おい。
これじゃやる気が出ないというか……

フレネル
親善剣術大会が近いから、みんな無理しないつもりなのだろう。
俺たちは見せつけるために修練するわけじゃないから関係ないですよね。姫様?
いや、お前の場合は少々違うか……。

ガルニエ
……おい、フレネル。なんだそれは。
俺が女の子たちにカッコよく見せるために修練を積んでいるというのか?ん?

シュペリア
本当の事でしょう。

フレネル
シャルロット姫様がそうだってよ。

ガルニエ
ええ?!なんですか姫様まで?本当にそう思ってらっしゃるんですか?がっかりですね~
シャルロット姫様の修練のためにマティス家のダンスパーティの誘いを断って……

シュペリア
ボクのためにふたりが協力してくれているのは知ってる……。
でも、事実は事実でしょう?違う?ガルニエ。宮廷でももっぱらの噂

ガルニエ
そ、そんなぁ……。姫様~私をそんな人間だと思っていたんですか~

フレネル
あきらめろ、ガルニエ。
シャルロット姫様がそうおっしゃってるならそうなんだよ。

シュペリア
本当にもう。こんなくだらない冗談はおしまい。
それとふたりとも、その姫様はやめてもらえる。
他の人がいる時ならいざしらず、ボクたちだけの時は姫様と呼ばないでって言ったはずだよ

ガルニエ
しかし姫様、俺たちにとって姫様はもう口ぐせですからね。
呼び方ってそう簡単に変えられないものですよ。
シャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ姫様

シュペリア
………ガルニエ、殴られたいの?

ガルニエ
いいえ。ご遠慮しておきます。

シュペリア
では、これからは本格的な修練をしましょう。
それではガルニエ。今日の修練内容について教えてくれる?

ガルニエ
はい。今日は実践で自分より強い相手と出会った時の対応です。
自分より強い相手とは戦わないのが最善ですが、それが出来ない場合は……。

シュペリア
?!

ガルニエ
……姫様?

シュペリア
これはいったい……?
どうしたのかしら?お母さまのペンダントが……!

ガルニエ
姫様、どうしました?そのペンダントは……?

シュペリア
……胸騒ぎがする。

ガルニエ
はい?いったい何を……?

6


ガルニエ
何者だ!?ここはオルランヌ公国の貴族だけに使用が許されている修練場だ。
名を名乗れ!

暗殺者:ふふ。名乗るほどの者ではありません。
なに、貴女様に恨みがあるわけではありませんが…これも任務のうちですので。

ガルニエ
……ふん。そうか。修練場に俺たち以外、誰もいなかったはこういうことだったのか。

フレネル
怪しいとは思っていたが……。しかたがない。かかって来い!

暗殺者:無駄な抵抗はやめてください。どうせ死ぬのです。
おとなしくしていれば……苦痛も少なくて済みます。

シュペリア
ふん。ボクたちを甘く見ると後悔するぞ。



ガルニエ
マズイな……。

フレネル
……ちょっと厳しいようだ。

ガルニエ
ちぃ。どうも駄目みたいだな。やっぱりダンスパティーのほうに行くべきだったな。今日はとことんついてない。
フレネル、シャルロット姫様を頼む。

フレネル
ガルニエ、お前、まさか……?

ガルニエ
姫様を守るのは騎士の義務。義務とは守る為に存在する。

フレネル
分かった。

シュペリア
ダメ!ガルニエひとりじゃ、ぜったい無理だ!逃げるならいっしょに……!

フレネル
いいえ。いっしょに逃げたら全滅するだけです。

シュペリア
でも!!

フレネル
シャルロット姫様、勝算のない戦いを挑むのは愚か者のすることです。
やつらの狙いは私たちではありません。もうお気づきのはず、やつらの狙いを!

シュペリア
フレネル……!

ガルニエ
フレネルの言うとおりです。
シャルロット姫様、貴女はオルランヌ公国唯一の大公爵位継承者です。
貴女にこの国の未来がかかっていることをどうかお忘れなく。美しいプリンセス。

フレネル
時間がありません。シャルロット姫様、はやく!

シュペリア
……分かった。ガルニエ。今日のことは忘れない。
必ず……必ず仇は討つから!

(すまない……ガルニエ……)


ガルニエ
はい、お願いします。私の………プリンセス。
さあ、お前たち、覚悟しろよ。私の命ある限り、ネズミ一匹通さぬぞ!

暗殺者:障害は排除あるのみ。

ガルニエ
さあ、行くぞ!!!!



オルランヌの森―――
7

フレネル
な、なに…!?橋を落とされた?!ちきしょう、ここまで計算済みか!

暗殺者:そこまでだ。もうあきらめろ。

フレネル
……完全にやられたか……。

シュペリア
この逆賊どもが……!

暗殺者:あんまり恨まないでくれよ。これも仕事でな……。

フレネル
うっ!!! く…うぐぅ……。

シュペリア
フレネル!!!

暗殺者:ほう……自ら盾になるとは。ただジッとしていれば命は助かったはずですが。
涙ぐましい忠誠心ですね。

フレネル
も、申し訳ありません……プリンセス。私がもう少し早く状況を把握していれば……

シュペリア
何も言わないで。傷が……!

グレッグ:どうやらここまでのようですね。

フレネル
ぐ…グレッグ!…く…

シュペリア
グレッグ……そうか……!ならばこれは……!!

グレッグ:ははは。もちろん、お察しの通りでございます。

シュペリア
汚い逆賊どもめ……。ベルナールお兄様にとどまらず、ボクの命まで狙うとは。
そんな方法で大公の位を手に入れられると思うのか!?

グレッグ:さぁ……?それはもうすぐわかるでしょう。姫様がこのままおとなしく消え去ってくれればね。
くくっ、それとも家に背き我々と手を組みますか?

シュペリア
ボクはオルランヌ唯一の正当なる継承後継者、シャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ!
ボクを侮辱するつもりか!

グレッグ:ふぅ。ではしかたありませんね。
事がそう簡単に運ぶとは思っていませんでしたが………そろそろ死んでください。

シュペリア
ふん、反逆者ごときにやられたりせぬ!反逆者の手にかかるくらいなら、自ら命を絶つ!!

グレッグ:しまった……!!
これは面倒なことになりましたね。捜索隊を編成しろ。崖の下をくまなく探せ。
死体が見つかるまで安心できん!




8


シュペリア
あぅ……  くぅ……ここは……?
……そうだ。ボク、崖から落ちたんだ……。
そしてお母さまにもらったシュペリアキューブがすごい光を発して……。
……その後は全然覚えてない……。
もしかしてこのペンダントがボクをここまで運んでくれたのかな?
でも……ここ、どこ?……草も木もオルランヌとはぜんぜん違う……。
いたた……全身が痛むよ
とにかく、やつらからは逃げ切れたようね。まずここがどこかのか調べなくちゃ。
そしてできる限り早く宮廷に戻って……事件の真相を暴かないと。
……事が大きくなる前にね。
まずは町を探さないと……。
運がよかったよ。こんなところに道しるべなんて。
ふーん……クラド、か……。聞いた事があるよ。
えっと……アノマラドの南にある炭鉱の町だよね、たしか……。
えええっ……!?ここ、アノマラドなの?ありえない。
たしかに見慣れない風景だけど、いきなりアノマラドだなんて……どうして……!!
なにが起こったのかわからないけど、ここでボーっとしている訳にいかない。
町に行って計画を立てよう。


シュペリア
ふ~ん、ここがクラドか。
希少鉱物サイモペインの産地だと効いてはいたけど……。
いったいどんな所だろう。
とにかく町長を訪ねて色々聞いてみるのが手っ取り早いよね。この地方に詳しいだろうし。



9


シュペリア
失礼します。あの、この町の町長でいらっしゃいますか?

バタナ:私がクラドの町長、バタナだが……なんの用だ?
ふむ、君はこの町の人間ではないようだね。まず言っておくが、私はよそ者をあまり信用しない。

シュペリア
外の人間を信用しない理由は、ボクもだいたい知っています。
ボクはサイモペイン目当てのならず者ではありません。
剣術の修行をしながらこの近くの森を通りかかったところで、モンスターの襲撃を受けました。
幸い、ボクは逃げ切れたのですが、いっしょに修行をしていた仲間たちは……。
それに、この剣以外の全ての荷物と旅費を失くしてしまいました。
助けてください。なにかボクに出来ることはないでしょうか。

バタナ町長:ふむ…。君を試してみてもいいかの?
いきなり重要な仕事を任せる訳にはいかないからな……。
町の外で生豚肉10個を手に入れてこい。肉が食べたいから豚肉を……って訳ではないぞ、
本当にモンスターを倒したのかどうか、その証拠が見たいだけだ。
武者修行の途中だったのなら、ベービングなんか簡単だろう?それともただのはったりか?

シュペリア
いいえ、その程度のモンスターならボクひとりで十分です。でもなぜベービングを……?

バタナ町長:君も地域保護結界は知っているだろう?

シュペリア
はい。モンスターや敵から生活圏を守るために、町単位で張っている結界のことですね?

バタナ町長:そうだ。この町もその地域保護結界のお陰で今まで安全に暮らして来たんだが……。
最近、結界に何か問題でも起きたのか、町の近くまでモンスターが出るようになった

シュペリア
そんな……!

バタナ町長:それで君がいったいどれ程の実力を持っているのか、試してみたいんだ。
信じて仕事を任せてもよいのか……をね。

シュペリア
分かりました。

バタナ町長:ご苦労さん。金にならないのに真面目にやるとは、君は悪いヤツではなさそうだ。
おまえもそう思うだろう?なぁナンシー
でも、こんなに早くモンスターを片付けてくれるとは……。
君ほどの腕ならギルドに入れるかもしれない。ギルドでは主に金になる仕事を紹介してくれるからね。
そうしたほうがいいぞ。金は必要だろう?
この町には自警団の仕事ぐらいしかない。
しかし、自警団の仕事は金にならないし、君の足かせになるかもしれない。

シュペリア
そのお心使い、ありがとうございます。
それで、その……この付近にはどんなギルドがあるのですか?

バタナ町長:ああ、そういう事なら自警団員の方が詳しい。
自警団長のガフにあってみるといい。彼なら力になってくれる。

シュペリア
はい、いろいろありがとうございました。それではこれで失礼します。

バタナ町長:うむ。何かあったらまた来るがいい。



シュペリア
はあ……いったいどうなっちゃってんだろ。
いきなり命を狙われて、崖から飛び降りて、気が付けばアノマラドとは……。
お母さまが、いざというときはペンダントが助けてくれるって言ってた。
まさかこんなことになるとはね……。
命は助かったけど……。このボクが食べる物にも困ってるなんて……本当、情けないな。
でも……これで本当にひとりぼっちになっちゃったな……。
ベルナールお兄さま……こんな時にはお兄さまに会いたくなっちゃうよ……。
お兄さまだったらどうしたかな……。
もしお兄さまが今のボクを見たらなんて言うかな……。
……。
……そういえば、あのときの暗殺者を指揮していたのは叔父の右腕、グレッグだった。
ならば、やはり今回の事は叔父と公爵連合の仕業にちがいない。
……そこまでしてオルランヌを手に入れたいのですか?
ボクはあなたが考えるほど弱くありません。この恥辱は決して忘れない。
そう、きっと、必ず……。


10


シュペリア
あっ……なに?

マキシ
やれやれ……。ちゃんと前を見て歩けよ、なにぼーっとしてんだ?だからぶつかるんだよ。

シュペリア
な!?

マキシ
これからは気をつけろ。じゃな。

シュペリア
なんだって?厚かましいヤツめ。ちゃんと歩いてなかったのはそっちだろ?

マキシ
あ~、ぐだぐだうるさな。ケンカ売ってんのか?

シュペリア
ケンカ?図々しいにもほどがあるぞ。無礼者!今すぐ謝れ!

マキシ
はぁ、本当にうるさいな。女みたいだぞ。

シュペリア
なっ……!?

マキシ
あ~あ、分かった、わかりました、もうさっさと行けよ~!ではこれで!

シュペリア
ちょっと!おい!!!
なんてヤツだ!!人をなんだと思ってるんだ!
覚えてろよ!次にあったらただじゃおかないからな!




シュペリア
失礼します。あなたがクラド自警団長ですか?

ガフ:ああ。俺がクラド自警団の団長、ガフだ。初めて見る顔だな。

シュペリア
あ、はい。ボクはシャル……いえ、イスピン・シャルルと申します。
ギルドで働きたいので、色々教えてください。バタナ町長がガフ団長に利いてみるといいとおっしゃいました。

ガフ:町長が?じゃぁ断れないな。ナルビクに行くのがよい。あそこには二つの大きなギルドがある。
ひとつはアノマラド王家直属のギルドで、貴族の子弟が多いアクシピター、コネがないと入るのは難しい。
もううひとつは多国籍ギルドシャドウ&アッシュ、黒い噂はあるが、実力本位で差別もない。
どちらも実力がともなわなければ入れないのは言うまでもない。もちろんどっちにするか決めるのは君自身だ。

シュペリア
そうですか。いろいろ教えてくださってありがとうございます。
(ふむ……ボクの正体を隠すにはシャドウ&アッシュがいいね)

ガフ:それはそうと……女っぽいな、君は。俺は最初女の子かと思ったぞ。
名前もイスピンだっていうしな…。

シュペリア
「女の子かと思った」だって?!

ガフ:い、いや……。なんでもない、なんでもない。気に障ったのなら許してくれ。ははは。
俺が悪かった。
俺はただ心配になっただけだ。ははは。ギルドの仕事はどうも荒っぽいからな。ははは。

シュペリア
は・は・は。ご心配なく。そういうことには慣れてますから。は・は・は。
はい、どうもありがとうございました。


シュペリア
・・・・・・。
危なかった。正体を隠そうと思っていながら本名を口走っちゃうなんて……。
ボクってあわてもの。思わずお母さまの幼名であるイスピンを……。
お母さまの名前がボクの名前になってしまったな。
“イスピン・シャルル”か……ふふ。
でも……ボクが男の子だって?失礼しちゃうな。本当にもう……イスピンは女の子の名前なのに!


ナンシー:誰だい?

シュペリア
はい、ボクは……イスピンと申します。
ガフ団長に頼まれてきました。はい、クレミノの毛玉です。

バタナ町長:ほら、この前の若者だよ。若いのになかなかしっかりしておる。

ナンシー:そうかい、そうかい!取りにいこうかと思ってたところだよ。ありがとう、坊や。

シュペリア
ボクは!!

ナンシー:うん?なにかね?

シュペリア
なんでもありません。

ナンシー:お使いご苦労様だったね、坊や。これでも食べなさい。焼き立てだからおいしいよ。

バタナ町長:ばあさんが作る物はなんでもうまいぞ。

シュペリア
ありがとうございます。おいしそうですね。

ナンシー:よ~く見ると、坊や、美景だね~。女の子にモテモテなんじゃないかい?ほっほっ。
また来ておくれよ。

シュペリア
はぁ。これからは男の子として生きていくのかな……。
いつかのシルバースカル大会のときにも男の子だと間違われたことがあったよ。
もちろんそっちのほうが好都合だけどね、正体を隠して生きていくためには……。
徹底的に男になりすましてみせる。



ナルビク・シャドウ&アッシュ
11


シュペリア
こんにちは。ギルドに入りたくてきました。

ベクレール:シャドウ&アッシュの傭兵になりたいのか?

シュペリア
はい。ギルドに入るには、どうすればいいでしょうか。


ベクレール:複雑な手続きはない。その代わり簡単なテストを受けてもらう。
その結果でルベリエ様が判断する。

シュペリア
それだけですか?

ベクレール:ここは多国籍傭兵ギルド、シャドウ&アッシュ。傭兵に身分や過去は意味がない。
重要なのは実力だけだ。

シュペリア
気に入りました。

ベクレール:テストに必要な事項を確認する。名前は?

シュペリア
イスピン。

ベクレール:傭兵になりたい理由は?

シュペリア
生きて行くための金が欲しい

ベクレール:特技は?

シュペリア
細剣を扱う素早い剣術

ベクレール:奥でシャドウ&アッシュ・ナルビク支部長のルベリエ様の面接を受けてくれ。



ルベリエ:……。イスピンだったか?我がギルドについてだいたい知っていると思うが、
簡単に説明させてもらうぞ。
シャドウ&アッシュは全大陸にその影響を及ぼしている多国籍ギルドだ。
金さえ払ってくれればどんな依頼でも受ける。
だから身分や出身などここでは何の意味も持たない。もちろん過去もな。
そいつが聖人でも、犯罪者でも我々の仕事とは関係ない。
重要なのは実力と依頼内容の厳守、それだけだ。他のことはどうでもいい。
ギルドに入るのはそんなに難しくない。
依頼の成功こそ入会許可となり、それがまたメンバーとして認められる道となる。
ただ、ひとつ条件がある。我々は単独行動は好まない。ペアで動くほうが安全で確実だし、
またペアでないとマトモな仕事は任せない。
正式にギルドメンバーになるには、まずテストをクリアし自分の実力を証明する。
そして同じくテストに合格した同僚とペアを組む。
テストを受ける意思はあるのか?

シュペリア
はい、テストを受けます。でもボクは、ここは初めてですので知り合いもいませんし、
ペアを組める人がいません。まだペアを組んでいない他のギルドメンバーを紹介してくださいませんか?

ルベリエ:紹介……?紹介か……。ふむ、難しいことではないがね。
ああ、そうだ、ちょうどいいヤツがいる。そいつとペアを組めばいいだろう。

シュペリア
どんな人ですか?

ルベリエ:まあ、会えばわかる。面白いヤツだからな、いいペアになれると思うぞ。
よし。ではテストの内容を教えてやろう。トゥートゥーの殻20個集めて来い。
あの程度のモンスターを軽く処理出来ないようでは話にならん。
では、行って来い。立派なペアを組み、有能なギルドメンバーになってくれることを祈っているよ。ふふっ

シュペリア
はい、では。

ルベリエ:ふっ。これはまた、面白いペアができそうだな。


シュペリア
ベクレールさん、テストの課題を持ってきました。

ベクレール:ほぉ。思ったより早いな。トゥートゥーの殻20個……確かに確認した。

シュペリア
ではこれでボクの実力は認定されたのですね?

ベクレール:では中に入ってルベリエ様に報告してくれ。
特別な場合でないかぎり、ルベリエ様に直接報告することはない。今回は初めての仕事だからな。

シュペリア
はい、では。



11


シュペリア
あー!キミはあの時の!?
クラドでぶつかった、無礼で図々しいヤツ……。

マキシ
うん?おまえ……誰だ?

シュペリア
なっ!?

マキシ
ふむ……。
ああ!クラドにいた女々しくてうるさいやつか。

シュペリア
やっと思い出したのか?バカだと思っていたが、想像以上に深刻だな。

マキシ
なに、バカだと?なんでガキのクセに知ったふうな口をきくかな?!
あ~、なんでそんなにつっかかるかね~。
話はもうやめだ。おまえと話すことなんてない。

シュペリア
同感だね。

マキシ
ちっ!!!!!

シュペリア
ふん!!!!

ルベリエ:知り合いなのか?よかったじゃないか。ちょうどいい。いいペアになれるぞ。

マキシ
なに?ペア??こいつと?!冗談だろう?

シュペリア
まさか紹介してくださるとおっしゃってたのは、こいつなんですか?

マキシ
なに?こいつ呼ばわりかよ!誰がおまえなんかとペア組むかってんだ?!

シュペリア
こちらこそお断りだ。
ペアなら他の人と組みたいです。他の人紹介してください。

ルベリエ:おい、そこの新入り。シャドウ&アッシュで活動している傭兵は皆すでにペアを組んでいる。
そこのマキシミンを除けばね。
ペアを組めないのならここでの活動は認められん。それでもいやなのか?だったら出て行け。

シュペリア
も少し考えてみます。考える時間をください。

マキシ
考えも何も!俺は断るぞ!!

シュペリア
く……こいつ……!!

ルベリエ:マキシミン、ちょっと話がある。新入りは外で待っていてくれ。


ベクレール:話はまとまったか?

シュペリア
マキシミンってどんな人なんですか?なぜマキシミンにだけパートナーがいないんですか?

ベクレール:マキシミンとペア組むとギルドやめたり、パートナーの変更を希望したりする。
あいつは身勝手だ。パートナーの行動一つでペアの運命は決るからな、無理もない。

シュペリア
そうですか……。


シュペリア
あの……マキシミンという人を知ってますか?

クァディール:うん?なぜ俺にそんなことを聞くんだ?

シュペリア
今度そのマキシミンという人とペアを組むことになるかもしれないのです。
どんな人なのか知っておきたいのです。

クァディール:ははは、それ本当か?久しぶりだな、マキシミンにパートナーなんてよ。
あいつ、身勝手なように見えるが、そんなに悪いヤツではないな。
なんとか貧乏から抜け出さそうと頑張っているんだが……。
どうやらギルドに借金があるみたいでな。いやな仕事を押し付けられているようだぜ
もしペアを組むならよろしく頼むぞ。意外といいヤツだからな。



ルベリエ:どうだ新入り、考えは決ったか?

シュペリア
……。

ルベリエ:あまり深く考えなくてもよい。今は他にメンバーがいないのだからしかたがない。
パートナーに問題があれば新しいメンバーが入ったら取り替えてやる。

シュペリア
はい……。ペアを組みます……。
(こういう条件なら……こいつとはすぐにお別れできそうね。きっと問題児だろうから)

ルベリエ:ふむ。ペアを組むことに同意したからには、これからペアで動いてもらうぞ。
これからの仕事はベクレールが担当する。依頼の有無をチェックするように。
話はこれで終りだ。せっかく組めたペアなんだ。仲良くやった方がお互いのためだぞ。
では、もう行け。

マキシ
もちろん仲良くやりますとも、はい。
よろしくね~新しいパートナーさん。なんてカワイイ~顔なんだ~もう~。

シュペリア
ア・ハ・ハ・ハ。
こちらこそよろしく。どうやらボクのパートナーは相手を喜ばせる方法をよ~く知っているようだ。




シュペリア
ボクはキミをパートナーとして認めたわけじゃない。
食べていくためにしかたなく現実と妥協しただけだ。

マキシ
あ、それ、俺のセリフ。
俺こそ、しか~あたなくペアになったふり~をしただけさ。
おまえこそ俺に感謝しろよ。俺がいなければギルドに入れもしなかっただろう?

シュペリア
ボ・ク・が・キ・ミ・に感謝?誰が誰に?
感謝ならキミがボクにするべきだろう?
キミの話はいろいろ聞いた。今まで次々パートナーにふられたようだね。しっかりしろよ。
せっかく組めたパートナーにまた断られたくなければね。

マキシ
なに!?
フッ、や~めた、やめ。
女々しいやつとケンカしたってしょうがない。俺は行くぞ。

シュペリア
どこに行くんだ?

マキシ
なんでわざわざ言わなきゃならないんだ?ついて来る気か?ペアなら仕事の時にだけ組んでいればいいんだよ。
する事がないんだったら剣術の練習でもするこったな。
自分は強いと思っているようだが、実戦は練習とは違うぞ
じゃな。

シュペリア
な……なんて生意気な!!



オルランヌ

暗殺者:遅くなって申し訳ございません。

グレッグ:いい。それよりどうなったのだ?死体は見つけたのか?

暗殺者:……。それが……なんの痕跡もありません。はい。総力をあげ、崖の付近を捜しましたが、
何も見つかりませんでした。

グレッグ:それを私に信じろというのか?何もない?血の痕跡すら見つけられなかったというのか?!

暗殺者:……申し訳ございません。

グレッグ:ここから逃げ切れるはずがなかろう!結界を張ってあるから我々以外はワープも出来ないんだぞ!
城とその周辺も調査したのか?

暗殺者:はい。城には戻っていません。ただ……。
結界がひどく変形されていました。理由は不明です。

グレッグ:結界が変形させられていたと?オルランヌきっての魔法師たちが作った結界がか?

暗殺者:はい、そうです。

グレッグ:信じられないが……本当ならシャルロットが結界を突破し脱出した可能性もあるな。
まぁ、魔法師の誰かが裏切ったとしたら……ありえぬ話でもない。
作戦を変更する。姫が城に戻れないように城の周辺を徹底的に監視しろ。
姫が城に戻ることだけは、あってはならん!

暗殺者:はい、では。

グレッグ:……くそったれ。これで完全に終わると思っていたのだが……。
やはり思い通りにはいかないのか……。とにかく公爵に報告を。悪い予感がするぞ。



シャドウ&アッシュ。
シュペリア
ベクレールさん?ひとりでできそうな仕事はありませんか?

ベクレール:ないな。うちのギルドは基本大金になる仕事しかやらない。ひとりで出来るような簡単な仕事はめったにない。そうだ。クエストショップに行ってみたらどうだ?

シュペリア
ありがとうございます。


ルベリエ:何事だ。

クァディール:アノマラド王室からの公文書です。

ルベリエ:ふむ。またモンスター討伐令か。

クァディール:今回は各ギルドを競い合わせ、その成果をもって報酬を与えるつもりのようです。

ルベリエ:ふん、まさに官僚的な発想だな。
頭痛の種であるモンスターを、ギルドとハンターの手を貸して処理するのか……。
一時的には状況が好転しても、根本的な解決にはならないことは、知っているはずだが。

クァディール:はい?

ルベリエ:いや、なんでもない。とにかく……久しぶりの大仕事だ。協力してさしあげようじゃないか。

クァディール:はい。ではこの件はベクレールに任せます。

ルベリエ:ああ、頼む。…毒を以て毒を制する……か。ふっ。
気に入らないが……。ま、いいだろう。どうせ我がギルドが孫をするわけでもない。



リカス:いらっしゃい……?ほう?見ない顔だね、新顔か?

シュペリア
はい、イスピンと申します。シャドウ&アッシュで働いています。

リカス:そうか、俺はリカス。そしてこっちが名犬ムート。コイツより勇猛なやつはいないよ。
ここに来た理由は……仕事探しか。そうだろう?

シュペリア
はい、よろしくお願いします。
クエストショップで情報を収集することができるんですか?

リカス:もちろんだ!各地のクエストショップは情報を共有している。何か知りたい事があるのか?
お礼に情報を一つだけタダで教えてやろう。

シュペリア
オルランヌの状況について知りたいんです。政治に興味があるから……。

リカス:オルランヌか……。つい最近大公爵位継承後継者である公女が失踪した。
何年か前にも公子の失踪があったな。
後継者不在により内乱が起こるかもしれない。各地から傭兵や魔法師が無数に流れ込んでいるらしいぞ。
政治関係の仕事は避けたほうがいい。権力を手に入れたとしても傭兵は傭兵、
権力に惹かれた傭兵の末路は同じさ。
話が長くなってしまったな。

シュペリア
いいえ、ありがとうございました。では失礼します。




クライデン4、ゼリーキング討伐場所
マキシ
ここは?ふーん、いきなりワープさせられたか。

シュペリア
ここがゼリーキングとかいうモンスターが居る場所みたいね。

フィスカー:どけ!!あっちにどけってんだ!早く!早く!早く!!!

ミラ
おまえら、ただで済むと思うなよ!!

テチ
ミラさん、とってもおもしろいです~。

ミラ
面白い?アホ!

フィスカー:はぁ…はぁ…。

パーク:フィスカー大将、ちょ、ちょっと休んでから行こうよ

フィスカー:泣くなっていったろうが!

パーク:ミラのことも怖いし……ぐすん

フィスカー:泣き虫め!やめろって!お、お前の言うとおりだよ。
あんなに怒ることはないじゃないか……ぐすん

パーク:なんであんなに怒るんだよう。

フィスカー:お、俺が責任とって、ミラにお仕置きされるからさ。お前は逃げろ。

パーク:そんな事できないよ……ぐすん

フィスカー:このバカめ!!くううぅっ…。…こんな事してる場合じゃない!すぐに出発だっ!

ミラ
そこか!

テチ
ミラさ~ん、いっしょに行きましょうよぉ~~~~!

シュペリア
なんだ、あれ

マキシ
うう、何がなんだか……。
まぁ行くか……!

シュペリア
そうだな。

マキシ
(よし、元は取らせてもらうよ)

シュペリア
生活費の借金もあるし、とにかくこの状況から抜け出すためにも最善を尽くすしかないわ!)


フィスカー:(あいつら、そろそろ力尽きるころだな。)

パーク:(その時襲ってゼリーキングの証を奪うって事だね?
すごいよ!フィスカー大将天才!)

フィスカー:(ふふ、この程度はいつものことだろ。さ、高みの見物を決め込もうぜ)

パーク:(高みの見物~ で、フィスカー大将。ゼリーキングから盗んだ1月の誕生石はどこにあるの?)

フィスカー:(なに?え、本当だ、見えない  落としてしまったのかな…)

パーク:(ど、どうしよう…)

フィスカー:(ふ、大丈夫だ。後であいつらさえ倒せば……)

マキシ
あ~あ~、なんだ、なんだ?思ったより弱いな

シュペリア
あぁ。誰かさんがあまりに怖がるから、ボクもてっきりそうとう強い奴なのかと思ってたのにね

マキシ
誰が怖がったって?

シュペリア
さぁ?誰だろう?

マキシ
お前なあ!?

シュペリア
うん?なんだこれ?

マキシ
ほぉ~値打ち物のようだね。
なんだ?さっきのバカたちじゃないか。俺達になにか用か?

フィスカー:1月の誕生石をよこせ!それは元々俺たちが盗んだものだ!!
それに!ゼリーキングの証はオマケによこせよ

マキシ
おいおい、似たようなセリフは1回で十分だぞ。耳にタコができちまう

シュペリア
それで?元々おまえたちが盗んだ物だからお前たちの物だと言うのか…?
ゼリーキングの証まで?ボクたちにこれを大人しく渡せって言うのか?

マキシ
なんだ、こいつら?どうやら物凄いバカのようだな!

シュペリア
もう一度言ってみろ。

フィスカー:う、うむ、そういえば……急用があるっての忘れてた、今思い出したよ。
じゃぁこれで!

マキシ
(ほう?さっきはゼリーキングの相手をしていたから分からなかったが、顔つきは女みたいだけど、
結構やるな。)
おい、新米のくせにあんまり張り切るなよ。
ほら、急いでシャドウ&アッシュに戻るぞ!

シュペリア
ふん。ボクをお前の基準で測るな




シュペリア
あっ……まさか?

マキシ
うん?なんだ、知り合いか?
あいつ、他の地域で活動していたやつだそうだ。俺はあんなキザなやつは気に入らないな。


ルベリエ:意外な善戦だったな。ご苦労。
今回シャドウ&アッシュが他のギルドを出し抜いたことは私にとってもうれしい限りだ。
これはゼリーキングを倒した者に授与される証だ。

マキシ
実力からすれば当然だろ。な~にが「意外な善戦」だぁ?

シュペリア
ありがとうございます。

マキシ
えぇ?なんでこんなに少ないんだ?俺は5万だと聞いてたぞ?!

ルベリエ:そう。5万だ。それを半分にして2万5千。そしてギルドの借金を差し引くとこうなった。
まさか、借金をわすれていたわけではあるまい?

シュペリア
(気が滅入るな)

マキシ
くそ~持ってけ泥棒!!ちぃ。やってらんねーぜ、ったく!俺はもう稼ぎに行くぞ!!

ルベリエ:思っていたより金が少なくてがっかりだろう?元々、ギルドに借金をするってことはそういう事だ。
利子が相当高いからな。
あいつ、見た目ほど悪い奴ではないからな、
これからもチームワークを合わせていくと立派なペアになれるはずだ。
そうなれば自然と懐も暖まることになる。

シュペリア
はは、分かる気はしますが。でもまだ確信はできません。
ではまた。



シュペリア
ふうぅ~よかった~。初めての任務を無事にこなし、ギルドも実力認めてくれたようだね。
しばらくはここで傭兵生活しながら様子をみよう。準備もなしに戻るわけにはいかないからね。
でも似てる……。さっきの人……。雰囲気はちょっと違うけど、でもどこか……。
いいえ。そんなことあるはずない……。
……。
そう。きっと疲れているんだ。ボク。さあ、元気を出して、イスピン!ゲームはこれからよ!!







イスピン EP1 CP0終了。

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プロフィール

マリーウエザー

Author:マリーウエザー
ネトゲ中心の日記です
≪FNO≫
コーラル鯖の
端っこでマッタリと生存中。

リル♀
【メイン】
ジュスティーヌ
ベース:70


紫JOBメイン。
金策が中々続かない
貧乏仕様です。



【サブ】
・ヒム60・50
・ラト60
・ベアル65
・フルグ50
・その他大量の倉庫。

微妙に皆半端LV。
('、3_ヽ)_





※TWは引退しております※
≪TWキャラ≫
【現在メイン】×九雷×
200LV↑
斬りピン子。
5年前に作成し、放置されていた
狩場:鬼哭・魔法沼2
散花舞・散花舞!!
クラブ:ポトリス変人協会

【元メイン】マリーウエザー
生涯灰テチ・一応覚醒済
チャット死上等
狩場:狩りしてない。
レア運皆無な1stキャラ

【サブ】シャイテル
炎術クロエLV240台
未覚醒・・・。
クロエ要塞専用に((

【サブ】ジュスティーヌ
炎術クロエ 
狩場:グリンツ1・ペナ5他






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